Worldcoin(ワールドコイン)ちょっとヤバイよね

仮想通貨マニアの人なら既に詳しい情報を得ている人も多いと思いますが、OpenAIの創業者サム・アルトマン氏が、物理学者のアレックス・ブラニア氏と共に開発を進めるプロジェクト「Worldcoin」について、私はめちゃくちゃ警戒しています!

Worldcoin(ワールドコイン)は「オーブ(Orb)」と呼ばれるボール状のデバイスで人の目(網膜)をスキャンし、虹彩の特徴をデジタルコードに変換することで個人を識別できる「World ID」を発行するプロジェクトです。

そして、そのプロジェクトの独自トークン「ワールドコイン(WLD)」という仮想通貨が、網膜スキャンして「World ID」を発行したユーザーに配られているとのことですが、貧困国の日本がマーケットになっていることもあり、一企業に網膜の情報を渡してしまうのは、内臓を売る行為と同じでは?と警戒しています。

この仕組みを使ってベーシックインカム的なことをする計画もあるらしいですが「貧困国の人のために」という名目で動いているプロジェクトは他にも沢山ありますし、私は色々な意味で注目&警戒しています。

ちなみに、ワールドコインはシステムの主要部分をPolygonネットワークからイーサリアムレイヤー2ネットワークのOptimismメインネット上へ移行したことを発表していますが、イーサリアムのヴィタリック氏は「Worldcoin」に対する懸念を表明しているようなので、今後の動きに注目です。